Deskmini X600でFF14 黄金のレガシー ベンチマーク Ver. 1.1

処理が重くなったと噂のグラフィックスアップデートが実施されるファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーですが、ベンチマークがVer. 1.1にバージョンアップされアップデートの一部が体験できるようなのでDeskmini X600でテストしました。

Deskmini X600 かわいい

ベンチマーク実行環境

パーツ製品
CPUAMD Ryzen 7 8700G (BIOS ver 1.43, 1.48)
マザーボードASRock Deskmini X600 (X600M-STX REV 1.03)
メモリCrucial 96GB Kit (48GBx2) CT2K48G56C46S5 DDR5-5600 SODIMM
ストレージNextorage M.2 2280 PCIe 4.0 NVMe Gaming SSD NE1N2TB
CPUクーラーNoctua NH-L9a-AM5 chromax.black
電源FPS120-ABBU3 DC 19V 6.32A 120W
OSWindows 11 Pro 23H2 (2024-06-07時点のパッチ適用
ディスプレーWQHD(2560×1440) をフルHD(1920×1080) 解像度に変更

目次

設定変更

VRAMを4GBから16GBに変更しましたが、BIOS Ver. 1.43では4GBのまま認識されてませんでしたVer. 1.48では16GB認識されるようになりました。

BIOS(UEFI)

  • iGPU Configuration を UMA_SPECIFIEDに変更
  • UMA Frame buffer Size を 4GBから16GBに変更

Radeonドライバー設定

  • AMD Software: Adrenalin Edition 24.5.1 デフォルト

ベンチマークスコア

  • ベンチマーク設定 標準品質 (ノートPC)
  • 解像度 1920 x 1080
項目VRAM 4GBVRAM 16GBCPU FAN Full
スコア483351805744
平均フレームレート33.636.940.54
最低フレームレート222225

結果

上記のスコアは、何回か試してざっくり平均だと思われるものを使用しています。そのため傾向としては参考になると思いますが、必ず同じ結果になるわけではないことをご了承ください。今回の計測ではFF14ベンチはスコアが安定せず上下の振れ幅も大きい印象です。スコアが上下に振れる原因は、おそらく発熱と消費電力の関係が安定していないのではないかと思います。BIOS更新してからスコアが上がりやすくなったと思うので、VRAMが4GBの場合は性能を引き出せていないのは間違いなさそうです。

CPU, GPUの消費電力は最大87Wでした。UEFI上では180Wの設定もあるので120W電源アダプターを交換して消費電力を上げれば性能が伸びそうですが、その場合は先に冷却性能が足りなくなるかもしれません。このあたりはやってみないとわかりませんが、Deskminiにはワットパフォーマンスを求めて購入しているので、今のバランスがちょうど良さそうだとは思います。

AFMFについては有効化していませんが、フルHDでもなんとか遊べるレベルなのであまり期待しない方が良さそうです。

BIOS Ver. 1.43 VRAM 4GB

BIOS Ver. 1.48 VRAM 16GB

BIOS Ver. 1.48 VRAM 16GB + CPU FAN Full

HWMonitor