Updated on 5月 15, 2024
Geforce RTX4090 電力制限性能比較 (猛暑対策)
そろそろ暑くなってきたので、デスクトップPCを猛暑対策のため省電力設定に変更したいと思います。
目次
環境
構成 | 製品名 | 設定 |
CPU | Intel Core i9 processor 14900K | Intel Base Power Limit Settings PL1: 125W, PL2: 253W |
グラフィックボード | ROG Strix GeForce RTX 4090 OC Edition 24GB GDDR6X | GPU Tweak3 でPowerLimitを 100%, 70%, 65%, 60%に設定 |
ディスプレイ | ROG Swift PG32UQ | 3840×2160(4K), 144Hz, G-Syncオフ, HDRオフ |
私がこの構成にしている主な理由は4Kでゲームをするためですが、仕事で使うディスプレーで4Kだと作業領域が広く細かい文字も見やすいのでそういった理由もあります。それを踏まえて以下の前提条件を付けました。
前提条件
- 4Kで快適にゲームをプレイできる
- 安定動作する
- 仕事で使用しても問題ない
- お手軽に設定できる
CPU
CPUは、13世代、14世代の不安定問題があるようなので、Intel Base Power Limit Settingsを適用済みで定格にすることで、ある程度省電力化はできると思います。特にCPUは、UEFIで細かい調整も可能ですが、安定動作させるためには時間がかかりそうで、お手軽とは言えず定格動作のみとします。
グラフィックボード
RTX4090を電力制限して省電力化を試します。4Kで快適にプレイできるといっても、ゲームのジャンルによって必要とされる性能が異なると思うので、指標としてベンチマークソフトである、3DMarkの「Speed Way」のスコアを基準とします。
私の環境ではRTX4090はデフォルト設定で500Wで電力制限されていたので、これをPowerLimitの設定を変更してパフォーマンスを計測してみます。今回の設定変更はASUSのGPU Tweak3を使用していますが、MSI AFTERBURNER 等の利用も手軽に設定できて良いと思います。
デフォルト設定の確認
nvidia-smi -q -d POWER ==============NVSMI LOG============== Timestamp : Mon May 6 12:35:58 2024 Driver Version : 552.22 CUDA Version : 12.4 Attached GPUs : 1 GPU 00000000:01:00.0 GPU Power Readings Power Draw : 40.81 W Current Power Limit : 500.00 W Requested Power Limit : 500.00 W Default Power Limit : 500.00 W Min Power Limit : 150.00 W Max Power Limit : 600.00 W
3DMark Speed Way グラフィックスコア
Custom Runの変更点
- Enable HDR: No
- Resolution: 3840 x 2160 (16:9)(4K)
3DMarkのグラフィックスコアはわかりやすくて、スコアが6531であれば65.31FPSで動作すると思っても問題ないようです。単純に60FPSの性能が欲しいのでPowerLimit 65% (330W)の設定が良さそう。ただし、ベンチマークソフトはあくまで1つの基準であるので、ゲームによって結果が異なるため、その点は注意が必要です。快適にゲームをプレイしたい場合は、ゲームによって設定変更が必要になるかと思います。何かプレイに支障が出るまではこの設定に変更して様子を見てみます。
消費電力が35%オフで、グラフィックスコアが7.3%低下なので、負荷が高い状態では効果ありそう。
追記 2024-05-07
PowerLimitを60%, 65%で動作させるとクラッシュして画面がブラックアウトすることがあったので70%に上げました。設定変更後から発生してたのでPowerLimitが原因の可能性が高い。
追記 2024-05-15
PowerLimitを67%まで落としても安定動作することがわかり1週間ほど経過している。
ソース "nvlddmkm" からのイベント ID 14 の説明が見つかりません。このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされていないか、インストールが壊れています。ローカル コンピューターにコンポーネントをインストールするか、コンポーネントを修復してください。
イベントが別のコンピューターから発生している場合、イベントと共に表示情報を保存する必要があります。
イベントには次の情報が含まれています:
\Device\000000bf
202741d6 20274496 202703a8 2026f99c 2028b700 202723b6 00000000 00000000
メッセージ リソースは存在しますが、メッセージがメッセージ テーブルに見つかりませんでした。