新型コロナワクチン接種(2回目・ファイザー社)

この記事は、2021年7月31日 (土)12:00時点の情報です。

内容が古くなる可能性がありますので、最新の新型コロナウイルスの情報をご確認ください。

目次

ワクチン接種の副反応は?

昨日2回目のワクチン接種をしてきましたので、私の経験した副反応やワクチン接種のリスク、効果、メリットを紹介します。

2021年7月30日(金)の午前に接種したので、24時間以上経過しています。

厚生労働省が発表しているワクチン接種後の副反応の情報です。

コロナワクチンの副反応

厚生労働省 Q. これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。

2回目の接種では、1回目より発熱するという話をかかりつけの医師からも聞いていたので、仕事に影響のないように金曜日に接種して、土日休めるように計画していました。

接種した当日は特に副反応らしきものはなく、いつも通りに過ごしていましたが、夜になると少しずつ接種部位の痛みが出てきたり、体に疲労感があったので、早めの22時頃に寝ることにしました。

そして、深夜になると2時30分くらいに現実か夢かわからないような夢を見て起きました。私は高熱が出る時にそのような夢を見るのですが、それと似た感じでした。体が熱く、喉も乾いて、発熱しているのでは?と思いました。接種部位も違和感があって左腕が上げづらく明確に痛いのがわかりました。ただし、体温を測ると36.5℃で、体感より低い温度であれ?と意外に低いという不思議な感覚でした。ワクチン接種した時の体温が36.2℃だったので少し上がった程度でしょうか。

ちなみに私は体温が低く、いつも病院で検温すると35.7℃でしたが、ここ3週間毎日ジョギングをしている効果が出ているようで36.2℃に上げることができたようです。基礎代謝も上がってるはずでうれしい結果です。

とりあえず、平熱の範囲内なので冷たいミネラルウォーターで水分補給してまた寝ることにしましたが、体感温度の暑さもあり、なかなか寝られず結局朝まで熟睡はできませんでした。

朝の6時〜もあまり変わらず体温は36.6℃でした。体感としては発熱しているような感覚がずっと続いています。しかし気分は昨晩よりは良くなっていると感じました。これならウォーキングくらいならいけるのではないか?と思いましたが、発熱しているような感覚がなくならないので、今日の午前の運動はお休みにしました。水分を多くとって安静にします。

私が経験したワクチン接種してから24時間の副反応は次の項目になります。

  • 接種部位の痛み
  • 接種部位の腫れ(少しだけ)
  • 疲労
  • 筋肉痛
  • 関節痛
  • 発熱(最初は体感のみ、24時間経過から微熱)
  • 頭痛(7/31夜から)

風邪の引き始めの症状そのままという感じがします。思っていたより軽いので助かったというのが正直な感想です。知り合いは職域でモデルナ社のワクチンを接種しましたが、2回目のワクチン接種した夜に37.5℃以上の発熱があり接種部位も腫れて、いわゆるモデルナアームになっていました(二日後には回復しています)。私の場合は、大きな腫れもなく少し赤くなってる程度でした。

実際のコロナウイルスに感染した人も症状が軽いものから重症まで幅広くいるので、ワクチンの副反応もさまざまなようです。

体調・体温の変化

  • 7/30 (金) 10:30 体温 36.2℃ ワクチン接種前
  • 7/30 (金) 14:30 体温 36.2℃ 変化なし
  • 7/31 (土) 02:30 体温 36.5℃ 変な夢と発熱のような感覚で目覚める。接種部位に痛み。
  • 7/31 (土) 06:00 体温 36.6℃ 起床。発熱のような感覚のため朝のジョギングはお休み
  • 7/31 (土) 11:00 体温 37.1℃ 24時間経過してから微熱。喉に少し痛みあり。ビタミン、水分補給。
  • 7/31 (土) 12:00 体温 36.9℃ 誤差の範囲かもしれないが、ビタミン、水分補給が効いた?
  • 7/31 (土) 15:00 体温 37.2℃ 微熱はあるけど元気で困ってます。夜寝たいので起きてます。
  • 7/31 (土) 19:00 体温 36.9℃ 調べたところ2回目の接種は2、3日目に発熱している人が多い。
  • 頭痛が気になるけど、微熱程度のためアセトアミノフェンの服用はやめました。
  • 7/31 (土) 23:00 体温 37.2℃ 水分補給とトレイを繰り返した1日でした。
  • 8/01 (日) 07:30 体温 36.2℃ 平熱に下がりました。病み上がりのような体調です。
  • 熱は下がりましたが、明日からの仕事に備えてもう1日安静に過ごします。
  • 8/01 (日) 20:00 体温 36.0℃ 午後から頭痛もなくなり快適に過ごせました。

副反応から回復して思うこと

今日の体重は前日から-0.4kgでした。昨日は体が欲してたのか、かなり食欲があり、ご飯、フルーツ、デザートなど食べまくってたのですが、体重は落ちていました。私は毎日体重を測っているので、どのくらい食べると増えるか把握しています。また、水分も意識して多く取っていたので汗だけで水分が失われたのではないと思います。やはり、体の中で発熱を起こすことで相当エネルギーを使っていて、それに伴うカロリーを消費しているのではないかと思いました。今回はワクチン接種の副反応でしたが、病気になった人が水分と栄養を取ることは、早く回復するためにとても重要なことのように思えました。

もしこれが本物のコロナウイルスに感染して高熱が1週間以上も続くような症状だと思うと、本当にコロナに感染したくない思いが強くなりました。もし感染したとしても症状が軽くなるならワクチン接種をしてよかったと思います。

この「ワクチン接種の副反応は?」記事の更新を終了しますが、今後体調に変化があった場合のみ更新します。

ワクチン接種のリスク

私のワクチン接種に対する考えですが、基礎疾患や過去にワクチン接種でアナフィラキシーが起きた人、アレルギーがある人、医師がリスクを判断する人、または、その可能性がある人以外は、将来のリスクより今科学的に解明されているメリットを取ってワクチン接種をした方が良いのではないかと思います。もちろん個人の意見なので、それが個人の決定に左右される必要もありません。

初めて世界的に使われたmRNAメッセンジャーRNA)ワクチンには、一部の医師からは不安要素が多いと言われています。ただ、その不安というのが、数年後、20年後、30年後に何かあるかも?という誰もわからないようなことを指しています。具体的にいつ何が原因で何が起きるとか明確になっていません。これは科学的な根拠が明確ではなく、ただ不安を煽っているように思えます。

もちろん、世界で初めてのことなので不安に対する意見があるのは当然のことですが、その不安を科学的根拠を明確にした上で、伝えていただきたいのです。科学的根拠のない内容を、売れるからといって本を出版しているのでは悪影響しかないので困ったものです。それは科学的に証明されていることは二の次で、注目されやすい、ただの人の不安に漬け込むビジネスではありませんか?

mRNAは短期間で分解されていきます。人の遺伝情報(DNS)に組み込まれるのもでもありません。これは臨床試験の結果であり、現時点での科学的知見として評価されています。

厚生労働省 Q.mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。

ワクチン接種の効果

私が期待するワクチンの効果です。

1. 感染予防

最近あまり高齢者施設などでの集団感染のニュースがないので、ある程度は感染予防の効果があると期待しています。ただし、インフルエンザが毎年予防接種があるように、これだけで感染を防げるとは思っていません。実際に、アメリカ合衆国では、3回目のブースター接種の必要性があるという見解もあったり、ワクチン接種した後もマスク着用の議論がされています。また、デルタ株の感染力がかなり強いこともわかってきています。

2. 発症予防

感染した場合も、発症を抑えらる効果に期待しています。これは臨床試験でも評価を行うことができることなので、集団免疫が獲得されれば実証されると思いますが、問題は予防接種を受ける人の数が多くても60%程度と推測されています。WHOが集団免疫の獲得には70%の人がワクチン接種を受ける必要があると発表しているので、集団免疫の獲得には厳しい状況かもしれません。

3. 重症化予防

免疫を獲得できれば重症化しずらくなるのは、高齢者の感染率や、死亡者数が過去で一番低くなっている(こちらの記事の日別の死亡者数を参照)ことからもかなり期待しています。そもそも、ワクチン自体に重篤な有害事象が見られていないので、メリットの方が大きいのではないでしょうか。私は重症化予防が一番に期待する効果でワクチン接種のメリットと感じています。

重症化を防ぐことができれば、後遺症を抑える効果もあると思います。症状が回復しても、いまだに嗅覚や味覚が戻ってこなかったり、息苦しかったり、咳に苦しんでいたり後遺症が長引いている人の話をよく聞きます。今後の人生を考えると、美味しいものを食べても感動が薄れるとしたら、かなりショックですよね。私は重症化予防だけでもリスクよりメリットが大きいと感じでいます。

ワクチン接種をしても感染対策はこれまで通り

ワクチンの2回接種から1週間後には免疫を獲得できるということですが、上記の理由から私はコロナ禍が収束するまでは、これまで通りの感染対策を行います。

  • マスク
  • 手洗い
  • うがい
  • 消毒
  • ソーシャルディスタンス

コロナ禍は、日本だけではなく世界共通の認識と協力なしでは乗り切れません。

感染対策は、ワクチンの有無にかかわらず誰でもできることです。

自分と周りの大切な人の健康を守るためにも、感染対策のご協力をお願いします。