Pokémon Sleepで睡眠が開始できない場合の対処方法

ポケモンスリープで早速はまったので、同じトラブルの方に届けば幸いです。

Pokémon GO Plus +と正常に連携できていても睡眠が開始できないトラブルが発生しました。

症状は、Pokémon GO Plus +のメインボタンを長押ししてもブルっと震えるだけで睡眠が開始できません。もちろん連携済みで、Go Plus +の機能は正常に動作していて、アラーム機能なども設定でき、「ボイス」も再生できます。

おそらくデバイス連携は正常のように見えたので、ゲームの不具合かもしれないと思い、翌日まで放置してみましたが治っていませんでした。

そのため、思い切ってやってみました。

Pokémon GO Plus +で睡眠が開始できない場合の対処方法

2023-07-30 追記

以前の再インストール後も現象が再現しましたが、その場合は、スマホの電源をOFFにしてからPokémon GO Plus +のメインボタンを長押しすると睡眠が開始できましたので、まずはこの方法をお試しください。


以下再インストールの手順です。

1.デバイス連携を解除します。

  1. 画面下部の[GO Plus +]ボタンを押します。
  2. [その他タブ]を押します。
  3. [Pokémon GO Plus +の登録解除]ボタンを押します。
  4. [登録解除する]ボタンをタップします。

2.Pokémon Sleepのアンインストールする。

3.念のためスマホ端末を再起動します。

4.AppStoreからPokémon Sleepを再インストールします。

5.前のデータは引き継がず、あたらしいゲームを始めてください。

6.Pokémon GO Plus +のデバイス連携をします。

7.チュートリアルを終わらせてください。

不具合の原因は?

おそらくゲームのバグだと思いますが、思い当たることは、デバイス連携する前にアプリ上で睡眠を開始していたのでそれが関係しているのでは?と思います。睡眠が開始された状態が解除できないかったのかもしれません。ちなみに不具合発生後にデバイス連携解除、再登録しても復旧できませんでした。

Pokémon GO Plus +のハードリセットも試しています。

Pokémon GO Plus +のハードリセット方法

ハードリセット方法は、サブボタンを押しながら、背面の小さな穴の部分をつまようじなど先の細いもので長押しすると、少し長く振動するのでそうなるとリセット完了です。

結論

再インストール後は快適に遊べているので、デバイスの不具合ではなくゲームの不具合ではないかと思います。

BLUE PROTOCOL (ブルプロ) を省電力設定でプレーする

ブループロトコル(以下ブルプロ)がリリースされて以来、遊びまくっております。

そんな楽しすぎるブルプロですが、6月からの電気料金の値上げもあり、長時間のプレーでは消費電力が気になりました。消費電力が増えると排熱も多くので、エアコンの電気代にも影響あるかもしれません。

そんなわけで、楽しく長時間遊べるように省電力設定を試してみましたで、興味ある方の参考になると幸いです。

このような設定に興味ある方は、ある程度知識ある方だと思いますので細かいことは書きませんが、設定方法など気になった方はTwitterで質問してください。

ブルプロPCのスペック

CPUインテル Core i9-12900KS プロセッサー
GPUROG Strix GeForce RTX 4090 OC Edition 24GB GDDR6X
メモリーDDR4-3600 64GB (32GBx2)
m.2SOLIDIGM P41 Plus SSDPFKNU020TZX1
(ブルプロインストール先)
モニターROG Swift PG32UQ (G-sync設定オフ) 4Kで使用
ブルプロPCのスペック

CPUとGPUどちらも消費電力を気にする人が使うものではない爆熱PCパーツになります。オンラインゲームで遊ぶことは想定していませんでした。

チューニングの方針

・消費電力を削減したい

できるだけ性能は落としたくない(ゲーム以外も)

・ゲームを快適にプレーしたい

・安定動作すること

爆熱パーツを使う人のわがままな方針です。パーツから見直した方が早いです。

チューニングの項目

CPUUEFI(BIOS)で設定可能な項目です。
オーバークロックはしていませんが、ダウンクロックもしたくないので、
V/F Pointの設定で電圧を下げます。
・V/F Point 5 Offset [- 0.1v] 5.2GHz
・V/F Point 6 Offset [- 0.1v] 5.3GHz
・V/F Point 7 Offset [- 0.08v] 5.5GHz
・V/F Point 8 Offset [- 0.08v] 5.5GHz
・V/F Point 9 Offset [- 0.08v] 5.5GHz
・V/F Point 10 Offset [- 0.08v] 5.5GHz
・V/F Point 11 Offset [- 0.08v] 5.5GHz
GPUGPU Tweak, MSI Afterburner, NVIDIAコントロールパネル等で設定可能な項目です。
・PowerLimitを70%
・FPS上限を120fps

V/F Pointはの設定値ですが、この環境では安定動作する値になりますが、他のPCで安定動作するとは限りません。ブループロトコルでは常時5.2GHz動作に見えますので、V/F Point 5 Offset の値を設定するだけでも効果ありそうです。

GPUのFPS上限はモニターが144Hz対応なのでそれに合わせてもよかったのですが、120fpsでプレーしても気にならなかったので下げました。PowerLimitを70%にしてもプレー体験に変化はありませんでした。(個人の感想です)

結果

消費電力が削減できているか、ツインストライカーで同じミッションを最高画質でプレーして比較してみました。同じミッションですが、参加メンバーもクリアタイムも違うので同じ条件下の測定ではないことをご了承ください。

ブループロトコル 電力制限なし
ブループロトコル 電力制限あり

消費電力削減効果

・CPUは、Pコアが常に5.2GHzで動作しているので、効果がわかりやすく全体を通して120W以上から安定して100W以下となりました。(20W以上削減

・GPUは、振れ幅が大きいですが、200W以上の場面が多かったものが、150W以下に落ち着いていることが多くなりました。300Wを超えるスパイクは何度もありますが、全体的にスパイクしてもすぐに消費電力が下がる傾向にあると思います。(50W以上削減

プレー体験も損なわれず、消費電力を削減できました。

これで熱い夏も楽しく乗りきれそうです!

Bandai Namco Launcherが起動しない

Blue Protocolを起動しようとしたところ、それ以前にランチャーが起動しませんでした。

ブループロトコルが遊べない・・・・・・・と絶望していましたが、

[Alt]キー + [tab]で起動しているタスクを見ると裏でJavaScriptのエラーが表示されていました。このままでは画面に変化がなく何もできないのでタスクマネージャーから強制終了しました。

Bandai Namco Luncherのpermission deniedのエラー

午前中は問題なくブルプロでレベリングしていたので、Windows Update (KB5027303) の影響か?と思いました。

原因はわかりませんが、エラーの内容は、permission deniedというよくありそうなものだったので、管理者権限でランチャーを起動すればいけるのではないかと思いました。

スタートメニューからBandaiを検索してランチャーを右クリックして「管理者として実行」で無事起動しました。本来は、ランチャーに適切な権限を付与する必要があると思うのですが、まずは遊びたい・・・

コネクトクーポン貼っておきます。

rFGmHfVDCYQd
A JavaScript error occurred in the main process

Uncaught Exception:
Error: listen EACCES: permission denied 127.0.0.1:51000
  at Server.setupListenHandle [as _listen2](net.js:1211:19)
  at listenInCluster (net.js:1276:12)
  at GetAddrInfoReqWrap.doListen [as callback](net.js:1415:7)
  at GetAddrInfoReqWarp.onlookup [as oncomplete](dns.js:65:10)

システムトレイの時計に秒を表示する

Windows 11 22H2 オプションパッチ「KB5027303」がリリースされたので早速Windows Updateから適用してみました。

私が待ちに待っていた?機能が追加されています。そうそう、これこれ。

https://support.microsoft.com/en-us/topic/june-27-2023-kb5027303-os-build-22621-1928-preview-1ada2c0a-fa85-43f8-91c4-6ee13fdf278b

  • 新機能! これで、システム トレイのクロックに秒を表示するように選択できるようになりました。 これを有効にするには、[ 設定] >[ 個人用設定 ]> [タスク バー] の [タスク バーの動作] セクションに移動します。 タスク バーを右クリックして、タスク バーの設定にすばやくアクセスすることもできます。

デスクトップで今何時というか今何秒を見たいのです。

ありそうでなかった機能がついに実装されました。

表示させるには以下の設定が必要なのですが、場所が深いので、タスクバーを右クリックして「タスクバーの設定」からアクセスした方が早いです。

[設定] -> [個人用設定] -> [タスクバー] -> [タスクバーの動作]の「システムトレイの時計に秒を表示する(電力消費が増加します)」にチェックを付けると即時表示が変わります。

電力消費が増加します」という恐ろしい文言があるのですが、HWMonitorで秒の表示・あり・なしで消費電力しばらく見てましたが、デスクトップPCでは変化がわかりませんでした。人間には感知できないレベルなのでしょうか???

1日ログ収集してどのくらい消費電力違うか検証・・・しません。

NextcloudでiOSだけファイルアップロードのエラー 413 ファイルが大きすぎます

プライベートのストレージとして便利すぎるNextcloud(Dropbox, Onedriveのようなことができます)ですが、iOSアプリ特有?の問題に直面しました。

PCブラウザでは問題ない構成でも、iOSのNextcloudアプリではファイルサイズの大きい動画ファイルがアップロードできないエラーが発生しました。

公式ドキュメントを参考に対応できたのでメモを残します。ただし、根本原因までは特定できていません。

1. Nextcloudの構成

  • サーバー1 フロント
    • NGINXのロードバランサ―(プロキシー)
    • Let’s EncryptのTLS証明書
  • サーバー2 バックエンド
    • docker composeでNextcloudとMySQLを起動しています
      • nextcloud:26.0.1 (apache, php-fpmを含むイメージ)
      • mysql:8.0.32

2. エラーの切り分け

リクエストはフロントのNGINX経由なので、直接Apacheがリクエストを処理しているわけではありません。そのため、まずNGINXとApacheのどちらがエラーを返しているか調べる必要があります。これは簡単でNextcloudにリクエストが届いていなければNGINX側の問題ということになります。

Nextcloudの管理画面では、次のようなログが出ているのでNextcloudまでは到達しているようです。これはiPhone上でリトライされる度に「413: ファイルサイズがおおきすぎます」が表示され、ログも記録されるので、まずはNextcloud側の問題として切り分けてもよさそうです。

# iPhone8 2GBを超える動画ファイル
Expected filesize of 2043863883 bytes but read (from Nextcloud client) and wrote (to Nextcloud storage) 0 bytes. Could either be a network problem on the sending side or a problem writing to the storage on the server side.

# iPhone12 9GBを超える動作ファイル
Expected filesize of 9216860555 bytes but read (from Nextcloud client) and wrote (to Nextcloud storage) 2091417600 bytes. Could either be a network problem on the sending side or a problem writing to the storage on the server side.

3. 公式ドキュメントの対策を確認

こちらのドキュメントを見るとデフォルトの最大サイズは512MBで、設定変更で制限解除できることが記載されています。PCで動作していることから、基本的には対策できているはずなのですが見直してみました。

No種類設定コメント
1PHPupload_max_filesizePHP_UPLOAD_LIMITで対応済み。phpinfo()でも確認済み。
2PHPpost_max_sizePHP_UPLOAD_LIMITで対応済み。phpinfo()でも確認済み。
3PHPmax_input_timeアップロード開始直後にエラーなので関係なさそう
4PHPmax_execution_timeアップロード開始直後にエラーなので関係なさそう
5ApacheLimitRequestBody公式ドキュメントによるデフォルトでは無制限のはず
https://httpd.apache.org/docs/2.4/ja/mod/core.html#limitrequestbody

Nextcloudイメージの設定はApacheのserver-infoで確認したところ設定値は無し。つまりデフォルト値ではないのかな?
6ApacheSSLRenegBufferSizeバックエンドはhttpなので関係なさそう
7ApacheTimeoutタイムアウトする前に413レスポンスがあるので関係なさそう。Apacheのserver-infoの値は300でした。
ファイルサイズが大きいファイルをアップロードするためのNextcloudの設定値見直し

4. 念のためフロントのNGINXも対策を確認

No種類設定コメント
1NGINXclient_max_body_size設定済み
2NGINXfastcgi_read_timeout[未設定] proxyなので関係なさそう
3NGINXclient_body_temp_path[未設定] PCアップロードで問題ないので関係なさそう
4NGINXproxy_bufferingoffに設定しても効果無し
5NGINXproxy_max_temp_file_size64000Mに設定しても効果無し
6NGINXX-Accel-Buffering[未設定] フロント側で対策可能なのでスルー
ファイルサイズが大きいファイルをアップロードするためのNGINXの設定値見直し

5. 結果

まずはフロントのNGINXで対策してみましが効果ありませんでした。次にApacheのLimitRequestBodyの設定を追加して対策をしてみたのですが、設定反映直後のiPhoneアプリのリトライからアップロードが成功しました。次の設定値を追加してDocker再起動でOKです。

# nextcloud.confを作成
LimitRequestBody 0

# docker-compose.ymlで設定ファイルをバインド
app:
  volumes:
    - type: bind
      source: ./services/app/etc/apache2/conf-enabled/nextcloud.conf
      target: /etc/apache2/conf-enabled/nextcloud.conf

公式イメージにはLimitRequestBodyの設定値はなかったのですが、デフォルト値0ではないのでしょうか?しかし、設定してすぐにエラーが解消したので挙動から見ると何かが違うようです。

その他、Nextcloudでチャンクサイズの調整などもあるようですが、LimitRequestBodyで問題解消したので試していません。

参考

githubのIssueなど見ると同様のエラーが発生して同じような対策をしているようですが、コメントにもあるように、サーバーサイドの問題として切り分けられているのでNextcloudの問題ではないということでクローズになっています。Dockerfile自前で作るほどでもなく、設定ファイル1つで対策できるので公式イメージに設定追加はなさそうです。

DKIM FAIL !? Gmailで迷惑メールに振り分けられる原因

DKIMのTXTレコードを登録しても、なぜかGmailで迷惑メールに振り分けられ、ヘッダーを確認したところ「DKIM:   ‘FAIL’(ドメイン: example.com)」でした。

# ヘッダーがおかしい?
dkim=neutral (bad format) header

# 何かがおかしい??
DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/simple; d=example.com 以下省略

原因は長すぎるTXTレコード

AWSのRoute 53 ではDKIMのTXTレコードが長いのでそのままではエラーで登録できません。

InvalidChangeBatch 400: CharacterStringTooLong (Value is too long) encountered withのエラーが・・・

そのため、入力画面のコメントを見て末尾にスペースを入れたり、改行したりしていたのですが、それがよくなかったようです。

複数の値を個別の行に入力します。 次の行に文字列を続ける前に、末尾にスペースを追加することで、長い文字列を別々の行に区切ることができます。

https://aws.amazon.com/jp/

この方法では、別々の行に区切られてしまいますので、DKIMのTXTレコードとしては間違った状態で保存されてしまいます。具体的には3ピースに分割されてしまっていたので、DNSの問い合わせの際に順番がバラバラにレコードを参照できてしまう状態になっていたと思います。

正しい入力方法

長い文字列をダブルクォーテーションで囲み、改行せず連結してテキストボックスにコピーする

"v=DKIM1; h=sha256; k=rsa; ""p=MIIBIj~省略""LTU+iq4xk省略"

実際やってみると、あ、それだけでいいのかと・・・

という情報が、コミュニティーにありました。

https://repost.aws/ja/knowledge-center/route53-resolve-dkim-text-record-error

結果

無事、GmailでDKIMの確認をPASSすることができたので、迷惑メールに振り分けを回避することができました。

Windowsのクラッシュの原因 (nvlddmlm ID 14)

最近頻繁にWindowsがクラッシュ(画面がブラックアウト)するようになりました。イベントビューアーのWindowsログ -> システムを確認するとnvlddmlm関連のログが3つ残っています。ログは記事の最後に記載するので気になる方はご確認ださい。

2023-07-02 結論はドライバーの問題でした。安定しているバージョン(531.29)に戻して解決しています。

2023-11-10 バージョン(537.13)でもブラックアウトは回避できるが、「HDRを使用する」と再発するので無効化した。

2023-12-08 バージョン(546.26)でもブラックアウト発生。「HDRを使用する」と再発するので無効化した。

クラッシュの原因は?

nvlddmlmで調べると次のことがわかりました。

  • NVIDIAのグラフィックボードを使用していると発生する
  • Windowsのドライバーと競合している
  • 電源管理の問題の可能性
  • HDR関連のドライバーの不具合の可能性(2023-11-10追加)

急に頻繁に発生するようになったことから、最近導入したRTX4090の影響かと思いましたが、導入してからしばらくは問題なく動作していたので、頻繁に更新しているNVIDIAのドライバーの影響ではないかと思われます。

あと、もう1つ疑うのは、省電力の設定をしていることです。これはCPU、GPU、Windowsの設定を変更しています。

  • CPUは、UEFIによるV/Fカーブの設定変更
  • GPUは、GPU TWEAK 3によるPower Limit制限
  • Windowsは、システム -> 電源 -> 電源モード を 「トップクラスの電源効率」に設定

使用感としてはGPUのPower Limit以外は省電力になっている実感がないのであまり意味ないかもしれません。というわけで、まずはあまり効果を感じられないWindowsから順に設定を戻そうと思います。

グラフィックボード NVIDIA Geforce RTX 4090
ドライバーのバージョン 531.68

復旧方法

クラッシュすると画面が映らないので何も確認できず、しかたなく電源OFF,ONで復旧させます。

電源モードの変更

  1. Windowsボタンから[設定] -> [システム] -> [電源]を開く
  2. 電源モードをバランスに変更する

結論

症状が治まるまで、いろいろ試してみます。状況に変化があればこの記事を更新するようにします。

追記 2023-04-26

前回のクラッシュが2023-04-21から5日ぶりにイベントID 14のnvlddmkmのエラーが発生した。設定変更してしばらくは落ち着いていたが再発してしまった。今回はCheomeでGoogle MEETでビデオ会議中に発生してしまった。1、2分くらいで画面が表示されたのでそのままOSが落ちるほどではなかった。

しばらく落ち着いていたので`可能性としてはありそうなので、次は電源モード「最適なパフォーマンス」を試してみようと思う。

追記 2023-04-28

2日で再発。Youtube見てると落ちる気がする???次は、GPUのPowerLimit制限をやめてデフォルト設定に戻した。GPU Tweekも起動しないように設定してみた。

追記 2023-05-09

再発していないので、原因はGPU TweekのPowerLimitなのかもしれない。GPU Tweekをデフォルトで起動するようにして再発するか様子を見る。

追記 2023-05-11

再発しました。直接か間接かわかりませんがGPU Tweekが原因の可能性がある。GPU TweekをアンインストールしてAfterburnerを導入してみた。

追記 2023-05-22

あれから10日経過しても再現していないので、ASUSのGPU Tweekが原因であった可能性が高いです。(後日再発したので、ASUS GPU Tweekが原因ではありませんでした。)MSIのAfterburnerではエラーが発生していないので、機能というよりはソフトウェアの問題であったと思われます。ASUSさんにはArmory Crateを筆頭にアプリケーションの安定性をもっと向上してほしいです

追記 2023-06-04

BIOSからMemTest86を実行したところエラーが2件発生していた。このPCを組んだ当時はテストが通っていたのでBIOS更新などの影響があったかもしれない。
XMPを解除して再テストしたところMemTest86のエラーが解消されたため、XMPの設定を元に調整してみた。DRAM frequencyを3600Mhzから3200Mhzにダウンクロックしてエラーが発生しないので、しばらくこれで様子を見る。
NVIDIAのドライバーもすべてアンインストールしてから再インストールしてみた。

追記 2023-06-08

メモリーを定格動作にしてもエラーが発生したため、メモリーが原因の可能性が低くなった。イベントビューアーでこれまでのエラーを確認すると、2023-04-18以降からID 14 nvlddmkmのエラーが発生していた。それまでは問題ないとすると、それ以前動作しているドライバー(531.29)をインストールしてみた。今のところ再現せずエラーが発生していないため、しばらく様子を見る。これで直ったら単純にドライバーの問題であった可能性が高い。

2023-07-02

NVIDIAのドライバーのバージョン531.29に戻して以来、安定動作している。後で調べてわかったことですが、このバージョンは、ASUSのサポートで公開していたバージョンと一致していました。ASUS公開のドライバーは動作検証されているはずなので、最初からこれを使った方がよかったかもしれない。

https://rog.asus.com/jp/graphics-cards/graphics-cards/rog-strix/rog-strix-rtx4090-o24g-gaming-model/helpdesk_download/

2023-11-10

久しぶりにTails of ARISE の追加DLC Beyond the Dawn をプレーするためにディスプレイ設定の「HDRを使用する」を有効にしてから、Windowsのクラッシュ(ブラックアウト)が再発した。バージョン 537.13に変更した後も安定動作していたことからHDR関連のドライバーの不具合の可能性が高い。残念ですが、HDRを無効にして様子を見ています。

エラー発生日対応
2023-04-07
2023-04-14
2023-04-17
2023-04-18NVIDIAドライバー更新 531.68
2023-04-19
2023-04-21電源モードを「バランス」に変更
2023-04-26電源モードを「最適なパフォーマンス」に変更
2023-04-28GPU Tweek 3のPowerLimitをデフォルトに変更
起動時にGPU Tweek 3を起動しないように設定
2023-05-02NVIDIAドライバー更新 531.79
2023-05-11GPU Tweekデフォルト起動に変更してから2日で再発
GPU Tweekをアンインストール
MSI Afterburnerをインストール
2023-05-23再発 MSI Afterburnerを停止
2023-05-27エラー発生
2023-05-29エラー発生
2023-06-02エラー発生
2023-06-04MemTest86でエラー発生を確認
XMP解除とDRAM frequencyを3600Mhzから3200Mhzにダウンクロック
ドライバーもすべてアンインストールしてから再インストール
2023-06-08メモリーOCを元に戻す。MemTest86でエラー無しの状態。
古いドライバー531.29 (2023-03-14)をインストール
2023-07-021カ月近く安定して動作している。
2023-11-10ディスプレイ設定の「HDRを使用する」を有効にすると画面がブラックアウトする事象が再発した。
ドライバー537.13
2023-12-08バージョン546.29を試すが、「HDRを使用する」とブラックアウトするので無効化した。

システムのイベントログ

ソース "nvlddmkm" からのイベント ID 14 の説明が見つかりません。このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされていないか、インストールが壊れています。ローカル コンピューターにコンポーネントをインストールするか、コンポーネントを修復してください。

イベントが別のコンピューターから発生している場合、イベントと共に表示情報を保存する必要があります。

イベントには次の情報が含まれています: 

\Device\Video3
badfbadf(badfbadf) 00000000 00000000

メッセージ リソースは存在しますが、メッセージがメッセージ テーブルに見つかりませんでした。
ソース "nvlddmkm" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされていないか、インストールが壊れています。ローカル コンピューターにコンポーネントをインストールするか、コンポーネントを修復してください。

イベントが別のコンピューターから発生している場合、イベントと共に表示情報を保存する必要があります。

イベントには次の情報が含まれています: 

\Device\Video3
UCodeReset TDR occurred on GPUID:100

メッセージ リソースは存在しますが、メッセージがメッセージ テーブルに見つかりませんでした。
ソース "nvlddmkm" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされていないか、インストールが壊れています。ローカル コンピューターにコンポーネントをインストールするか、コンポーネントを修復してください。

イベントが別のコンピューターから発生している場合、イベントと共に表示情報を保存する必要があります。

イベントには次の情報が含まれています: 

\Device\Video3
Resetting TDR occurred on GPUID:100

メッセージ リソースは存在しますが、メッセージがメッセージ テーブルに見つかりませんでした。

少し面倒なArmoury Crateのアンインストール

ASUSやROGのマザーボードでは、ドライバーのインストールやLEDの色を変えたりいろいろな設定をArmoury Crateというツールで管理しています。

このツール1つでいろいろできるので便利ではあるのですが、他社の制御ソフトなど同じ環境にインストールすると競合して不具合が出てしまうことがあります。

自分の環境では、イベントビューアーでログを見るとArmoury Crateがクラッシュが頻繁に発生しているようなので、アンインストールすることにしました。

他のソフトと同様にコントロールパネルからアンインストール可能ですが、ログを見ると削除したはずのサービスを起動しようとしていて、完全にはアンインストールできていない状態でした。

障害が発生しているアプリケーション名: NoiseCancelingEngine.exe、バージョン: 1.0.0.20、タイム スタンプ: 0x638d9314
障害が発生しているモジュール名: unknown、バージョン: 0.0.0.0、タイム スタンプ: 0x00000000
例外コード: 0xc0000005
障害オフセット: 0x0000000000000000
障害が発生しているプロセス ID: 0x0x1DE8
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x0x1D9712501150D24
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\Program Files (x86)\ASUS\ArmouryDevice\dll\MBLedSDK\NoiseCancelingEngine.exe
障害が発生しているモジュール パス: unknown
レポート ID: 1cd6da58-6c83-48c8-b25d-c3738c7efef5
障害が発生しているパッケージの完全な名前:
障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID:

いろいろ調べるとArmoury Crateには専用のアンインストーラーが用意されていたので、それを使用したところサービスも削除できました。

簡単ですが、忘れるので手順をメモします。

アンインストーラーのダウンロード

1.次のサポート用のリンクのページを開きます

https://www.asus.com/jp/supportonly/armoury%20crate/helpdesk_download/

2.OSを選択する(Windows 10 or 11 64biy)

3.インストーラーは表示されますが、このままではアンインストーラーは表示されないため、インストーラーの下にある「すべてを表示」リンクをクリックします。

4.Amoury Crate Uninstall Toolの「ダウンロード」ボタンをクリックする

5.ダウンロードしたArmoury_Crate_Uninstall_Tool.zipファイルを解凍する

6.解凍したフォルダを開きます(2023-04-14時点のバージョンは、Armoury Crate Uninstall Tool V2.1.11.0でした)

7.Armoury Crate Uninstall Tool.exeをダブルクリックして実行する

8.「アンインストール」ボタンをクリックする

9.「今する再起動」ボタンをクリックして再起動します

以上で終了です。

私の環境では、アプリケーションエラーが消えたので、不要なサービスをアンインストールできたと思います。できれば、標準のアンインストーラーで対応してほしいですよね。専用のアンインストーラー同梱できないのでしょうか???

WSLのエラー (Error: 0x80040326)

いつもどおりWSLを起動しようとしてエラー発生したけど、特にアップデートなどした覚えもない。

Error: 0x80040326
Error code: Wsl/Service/0x80040326
Press any key to continue…

同様のエラーが他でも発生していたようで、5時間前にgithubにIssueが上がっていました。

https://github.com/microsoft/WSL/issues/9866

幸いなことにIssueのコメントを見るとWSLのバージョンが1.1.3.0の人は発生している問題のようで、強制アップデートしたところ復旧しているようでした。

管理者権限でPowerShellを起動してコマンドによるアップデートで復旧しました。

wsl --update
更新プログラムを確認しています。
Linux 用 Windows サブシステムを更新しています。...

#アップデート後のバージョン確認
wsl --version
WSL バージョン: 1.1.6.0
カーネル バージョン: 5.15.90.1
WSLg バージョン: 1.0.50
MSRDC バージョン: 1.2.3770
Direct3D バージョン: 1.608.2-61064218
DXCore バージョン: 10.0.25131.1002-220531-1700.rs-onecore-base2-hyp
Windows バージョン: 10.0.22621.141

私の環境では、アップデート中の処理がコンソールに表示されず、Windows11の「通知」機能による通知が表示された後から、WSLが起動できました。

WSLは度々トラブルがあるんだけど、毎回どうしてこうなるのか?

爆熱グラボ廃熱に敗北したIntel純正CPUクーラーを簡易水冷に交換する

前回、パーツを流用して仕事もできるゲーミングPCを自作しましたが、爆熱グラボ・RTX3070Tiの廃熱に完敗して全くCPUクーラーとして機能しなくなったIntel純正クーラーを簡易水冷に交換します。

昨年の熱い夏もがんばってくれた純正クーラーです。CPU単体では問題なく使えます。

爆熱グラボRTX3070Tiの前に敗北したIntel純正CPUクーラー

高性能でコスパ最高な簡易水冷CPUクーラー CORSAIR iCUE H115i RGB PRO XT

今回採用した簡易水冷CPUクーラーですが、想定外なことが発生して直前にこれに変更になりました。

CORSAIR iCUE H115i RGB PRO XT

簡易水冷360mmのラジエーターはPCケースを選ぶ

直前までは、MSI MAG Core Liquid 360R V2のような360mmのラジエーターのものにしようと思ってましたが、PCケース DEFINE R5の構造上の都合で280mmのものに変更になりました。

実は、こちらも購入してしまって・・・、Zen4でも使えるといいなぁ

MSI MAG Core Liquid 360R V

ねこグリスまで・・・、今回はH115iにグリスが塗布されているため使ってません。

SMZ-01R シミオシ ねこグリス

前回の検証の結果、CPUクーラーがRTX3070Tiの真上にあることで、グラボ廃熱の影響が大きくCPUが冷やせないことがわかりましたが、このPCケース(DEFINE R5)で360mmラジエーターとファンを設置できるのは、ケース上部のみとなります。その場合、簡易水冷にしてもラジエーターを冷やすファンの風が、グラボ廃熱をそのまま流すので影響を受けやすいかと考えました。

そのためにフロント吸気にこだわりたかったのですが、フロントは280mmまでしか設置できない構造で、ラジエーターを360mm から 280mmに変更しました。ただ、Core i5 10400は、TDP65Wなので280mmの簡易水冷でも十分冷やせるのではないかと思っています。

CORSAIR iCUE H115i RGB PRO XT パーツ

CORSAIR iCUE H115i の取り付け方法

バックプレート

このバックプレートから取り付けるのですが、設置部分が両面テープになっているので、とても簡単に付けらますね。マザーボードはひっくり返すので、手でバックプレートを押さえないと落ちてしまいますがその心配がありません。本当に助かります。

バックプレート

両面テープを剥がしてから、設置します。

ねじ穴に、はまる部分は、CPUソケットの種類によって2段階にサイズ調整できるようになっているので、LGA1200の場合は、中心部分に移動するように4か所移動させます。

そのあとに、4か所はめるとぴったりと収まります。

ちなみにH115i の説明書には、LGA1200の記載がありませんでした。まじか・・・。LGA1151と同じようなものなので、LGA1151の項目を参考にしてください。

マザーボードの背面に設置したバックプレート

ラジエーターとファン設置

かなり苦戦しました。

14cmファンは、問題なく2つともねじ穴があっているので設置できるのですが、PCケースのねじ穴の位置と、H115iのラジエーターのねじ穴の位置が異なります・・・、

遊びがない作りなので、手の打ちようがありません。

そのため、一番下の位置だけ、ファンと、間のPCケースのプレートと、ラジエーターのねじ穴を合わせて、ねじ止めしました。この2か所をしっかりとめています。もしかすると下のファンの上部2か所も止められているかもしれません。

上のファン4か所は、ファンとPCケースのプレートのみを止めているような状態になります。

ぱっと見わからないくらいちゃんとねじ止めできるように見えますね。

ぐらぐらするようなことはないので、室内で使用しているくらいなら問題ない強度だと思います。

CORSAIR H115i フロント吸気で設置

Fractal Designは、簡易水冷CPUクーラーも発売しているので、純正パーツで固めるのもいいかもしれません。フロント吸気ができるのかちゃんと調べた方がよさそうです。

通電するとゲーミングPCっぽく光ります。

ゲーミングPCっぽい光

運命のベンチマーク

3DMARK Time Spy Score

WQHD(170Hz)、G-SYNC有効で、RTX3070Ti電力制限なし(310W)で実行しました。平均値超えで、サーマルスロットリングもないですね。650W電源ですが問題なく動作しました。

HWMonitor

そして、運命のCPU温度です。

結果は、なんと最高55℃です!!!!!!!!!!

ケース閉じてこの値なので、簡易水冷とフロント吸気の大勝利です。これなら長時間PCゲーム遊んでも安定稼働できる気がします。爆熱グラボ廃熱の影響うけてないですね。フロント吸気にこだわってよかった。

ベンチマーク実行後のCPU温度

ちなみに前回のIntel純正クーラーの結果は、フィーバーフィーバーでサーマルスロットリング多発でした。

電力制限(70%)してみると

最大223.5Wの状態です。グラフィックスコアが1000以上下がっています。前回の75%制限くらいが省電力とパフォーマンスでバランスが取れている気がします。

電力制限70%(223.5W)

まとめ

  • 簡易水冷CPUクーラーは、PCケースにより、設置できるラジエーターの大きさに制限があるが、280mmでもよく冷える
  • 爆熱グラボ廃熱の影響を受けない、フロント吸気は効果絶大です
  • CPU温度が下がった影響で、ファンの回転数が低く静かなPCになりました。
  • 爆熱グラボRTX3070Tiは、電力制限75%、リフレッシュレート144Hz, G-SYNC有効が省電力とパフォーマンスのバランスが取れているかも

積んでるゲームがありすぎるので、今年はこのPCで消化していきたい!